初診受付サービス

再診予約受付

TEL: 03-5421-1071

五反田駅徒歩2分

診療時間
午前 10:00~13:00(12:50まで受付) 
午後 14:30~19:00(18:30まで受付)

木曜・土曜午後・日曜・祝日 休診

睡眠時無呼吸症候群

当院では睡眠時無呼吸症候群の検査や治療が可能です。

睡眠時無呼吸症候群ってどんな病気?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が止まったり(無呼吸)、弱くなったり(低呼吸)する病気です。
この状態が繰り返されることで、体が十分な酸素を取り込めず、健康にさまざまな悪影響を及ぼします。

主な症状

  • いびき:大きないびきをかくことが多く、無呼吸の後に大きな音を立てて呼吸を再開することがあります。
  • 日中の眠気:睡眠の質が低下するため、日中に強い眠気や集中力の低下を感じることがあります。
  • 健康リスク:高血圧、心筋梗塞、脳卒中などのリスクが高まるほか、糖尿病や肥満とも関連があります。

原因

  • 閉塞性(OSAS):気道が狭くなることで呼吸が妨げられるタイプ。肥満や扁桃肥大、顎の形状などが原因となることがあります。
  • 中枢性(CSA):脳が呼吸をコントロールする信号を正しく送れないことで起こるタイプ。

ここでは気道が狭くなることによって無呼吸となる閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)についてお話します

睡眠時無呼吸症候群を放置すると、以下のような深刻な健康問題につながる可能性があります:

  1. 心血管疾患のリスク増加
    無呼吸による低酸素状態が繰り返されることで、血圧が慢性的に上昇し、心臓や血管に負担がかかります。その結果、高血圧、心筋梗塞、不整脈、脳卒中などのリスクが高まります。
  2. 糖尿病の悪化
    低酸素状態によるホルモンの働きの乱れやSASの原因となる肥満などの影響により、糖尿病を発症するリスクが上昇します。また、既に糖尿病を患っている場合、症状がさらに悪化する可能性があります。
  3. 日中の眠気と事故のリスク
    睡眠の質が低下することで、日中に強い眠気を感じるようになります。これにより、居眠り運転や作業ミスが増え、交通事故や労働災害のリスクが高まります。
  4. 認知症のリスク
    酸素不足が続くと、脳の老廃物の排出が妨げられ、アルツハイマー型認知症のリスクが高まるといわれています。


これらの問題を防ぐためには、早期の診断と適切な治療が重要です。
検査はご自宅で睡眠中に指先センサーと簡易検査装置をつけて血液中の酸素の状態を測定します。

治療法

  • 生活習慣の改善:減量や禁煙、アルコール摂取の制限が推奨されます。
  • CPAP療法:睡眠中にマスクを装着し、気道に空気を送り込むことで呼吸を助ける治療法です。
  • マウスピース:顎を前に出すことで気道を広げる装置を使用する場合もあります。

・・・こんな方に検査をおすすめします・・・

⇒ 眠っているとき呼吸が止まっている、いびきがうるさいと言われる
⇒ しっかり寝ているのに日中に強い眠気、疲れを感じる

⇒ 夜中に何度もトイレにいくことがある

ご自宅で検査が受けられます。(三割負担の方で約3000円)
詳しくは当院にお問合せください。